
『Balatro』ゴールドステーク攻略メモ
ゴールドステークとは
ゴールドステークとは、オレンジステークまでに課せられたハンデ全てに加えて、ゴールドステーク独自のハンデを背負状態でゲームを開始するモードである。
具体的なハンデは下記の通り。
- スモールブラインドがキャッシュを落とさなくなる
- ブラインドのスコアが4倍になる
- エターナルジョーカーが出現するようになる。
- ディスカード回数が1減少
- 摩耗ジョーカー※1が出現するようになる。
- レンタルジョーカー※2が出現するようになる。
※1:5ラウンド勝利すると、デバフがかかってしまうジョーカー。
※2:購入価格が1$の代わりに、ラウンドをクリアすると3$減らされてしまうジョーカー。
この中では、特に下の2つが厄介なハンデとなる。
ただでさえ『強いジョーカーを集められるか』というゲーム性をして、かつ手に入れづらい設計をしているのに、ハンデのせいでまともなジョーカーを手に入れられる機会が更に少なくなっている。
運が悪ければ、ずっとまともなジョーカーを手に入れられないまま何度もやり直す羽目になるので、あらかじめそれを頭に入れておくと気楽に挑戦できると思う。
ジョーカーの配分に気をつける
今作のジョーカーには、大きく分けて4つの種類がある。
- チップ加算型
- 倍率加算型
- 倍率乗算型
- その他
これらのジョーカーを、限られた枠の中でどう配分していくかが非常に重要となる。
個人的なおすすめは下記の配分。
- チップ加算型:1個
- 倍率加算型:1個
- 倍率乗算型:それ以外の枠全て
- 倍率乗算型:0~個(状況とデッキに応じて)
チップ・倍率共に加算型を一つずつ持ち、余った枠を倍率乗算型とその他に充てるのが良いように感じられた。
メインとする役の成長度合いや、強化カードの有無にもよるだろうが大体はこれに近い形になるのではないかと思われる。
各分類で、個人的に使いやすかったジョーカーは下記の通り。赤字のものは、個人的におすすめなもの。レジェンドはどれも強力なので省略。
チップ加算型
- スクエアジョーカー:ツーペアと相性良し。序盤から育てればそれなりのチップを供給するようになる。
- スケアリーフェイス:下記の『ソックスとバスキン』と相性よし。
- オッドトッド:下記の『詐欺師』と相性よし。
- アイスクリーム:序盤〜中盤のチップ供給に。チップが減ってきたら売る。
- ブルージョーカー:『ホログラム』や『証明書』と組み合わせると、こちらも成長できていい感じ。
- アローヘッド:デッキをスペードに染られていれば強い。
- ウィージョーカー:ハンギングチャドと組み合わせて成長させれば、かなりのチップ供給量になる。
- スタントマン:採用するとハンドサイズが2下がるため、ワンペアかハイカードを主体にせざるを得なくなる。しかし、役を強化すれば問題なし。
倍率加算型
- アブストラクトジョーカー:ジョーカーを5枚持つだけで+15は使いやすい。
- 儀式の短剣:『リフ・ラフ』と相性よし。
- フィボナッチ:効果が発動しやすく、『ハンギングチャド』や『詐欺師』と相性がいい。
- グロスミッチェル※1:壊れれば強力なカードを手に入れるチャンスになる。このジョーカー自体も、倍率+15とそこそこ使いやすい。
- 超新星:序盤から使う役を偏らせておけば強力になる。
- スペアトラウザー::ツーペアや『スクエアジョーカー』と相性抜群
- スマイリーフェイス:下記の『ソックスとバスキン』と相性よし。
- オニキスアゲート:デッキをクラブで染められれば強い。
※1:グロスミッチェルが破壊されると、倍率乗算型の『カベンディッシュ』がショップに並ぶようになる。(『マッドネス』の効果による破壊では並ばないとの情報あり)
倍率乗算型
- カベンディッシュ:出現させる条件を満たす必要があるが、無条件に倍率3倍は強い。
- カードシャープ:最初のハンドでは発動しないが、それでも十分強い。
- マッドネス:エターナルカードは破壊されないので、良いエターナルカードと合わせられれば最強クラスになる。
- ホログラム:成長させやすい。4,5倍ぐらいなら平気で超える。
- フォトグラフ:下記の『ハンギングチャド』と組み合わせると強力。
- ラッキーキャット:ラッキーカードをある程度作れればグングン成長していく。
- ラーメン:強い倍率乗算型を手に入れるまでの繋ぎに。
- シーイングダブル:発動条件がゆるく、使いやすい。
- デュオ:心もとない倍率だが、発動しやすい。
- トライブ:『チェッカードデッキ』と相性良し。
その他
- ハンギングチャド:グラスカードやプレイするごとに発動するジョーカーと相性抜群。
- 強盗:ハンド数が3増えるのは単純に強力。ディスカードが無くても、プレイすればカードは入れ替えられる。
- DNA:強いカードを量産したいときに。
- バガボンド:アルカナカードを量産できるので、デッキの強化を進めやすい。
- ロケット:序盤に手に入れられるとかなりの額を供給してくれる。
- ゴールデンジョーカー:ラウンドをクリアするごとに4$もらえるのは大きい。
- ソックスとバスキン:フェイスカードを強化しまくれば非常に強力。
- ブループリント:使い方が多彩。ハンギングチャドや強盗もコピー可能。
- すべてが6!:『ラッキーキャット』と相性良し。
- ブレインストーム:ブループリントの劣化版だが、他ジョーカーの効果をコピーできるのはやはり協力。
弱い役を強化する
多くのハンデがあるゴールドステークでは、特定の強い役に寄せたデッキを作るのは困難。
よって、弱い役を強化し、それ中心に立ち回るのが有効となる。
具体的に挙げると…
- ハイカード
- ワンペア
- ツーペア
上記の3役。
スリーカードを安定して出せるのであればスリーカードの方が良いが、あまりそうはならないので基本的には上記3つのいずれかとなるだろう。
しかし、弱い役は成長の効率が悪いため、複数の役を強化するのではなく、一つに絞って強化するのがベター。
ハイカードが最も楽なように思うかもしれないが、個人的には強化カードを使う機会が多かったので、多くのカードをプレイできるツーペアがおすすめ。
特に、グラスカードをレベル上げしたツーペアで複数プレイできれば、それだけでもかなりのスコアを叩き出せるようになる。
グラスカードを使う
おそらく、手軽に攻略をするためには重要となる要素。
グラスカードは、プレイされると倍率を2倍にする代わりに、1/4の確率で破壊されてしまうカード。正義(JUSTICE)のアルカナカードを使用すると変化させられる。
破壊されてしまうリスクがあるものの、カードの効果自体は非常に強力。
複数回プレイするジョーカーと好相性なのはもちろん、単純に同一ハンド内でグラスカードを複数回使用するだけでも十分強力。
ジョーカーが揃っていなくても、ある程度は大きなスコアを出せるようになるため、採用する価値は高い。
カードを複数回プレイするジョーカーと相性が良い
その強力な効果から、複数回カードをプレイするジョーカー持っているとより効果を発揮する。
主なジョーカーは下記の通り。
- ハンギングチャド
- ソックスとバスキン
- 詐欺師
- セルツァー
特に、『ハンギングチャド』はコモンジョーカーで入手が簡単。
『フィボナッチ』や『フォトグラフ』等の効果も再発動するので、それらのジョーカーも同時に所持できれば更に強力になる。
デッキに合わせた戦略を立てる
一部のデッキに限定されるが、デッキの特徴に合わせた戦略を立てるのも重要となる。
チェッカードデッキはフラッシュを主力にする
最もわかりやすいのは、スーツがハートとスペードの2つの状態で始まる『チェッカードデッキ』だろう。
それなりに強い役であるフラッシュを連打できるので、そちらを中心にビルドを構築していけば比較的楽にクリアできる。
フラッシュのレベルをとにかく上げつつ、倍率乗算型のジョーカーが引ければ、あとはボスブラインドに潰されない限りは楽に勝てるはず。
ペインテッドデッキは強い役を出しやすい
所持できるジョーカーが一つ少ない代わりに、ハンドサイズが2つ大きい『ペインテッドデッキ』も、強めの役を決めやすい。
具体的に言うと、スリーカード以上の役が非常に出しやすい。デッキの構築次第ではフルハウスまではメイン役まで仕立て上げられるだろう。
これらの役は、強化時の伸びが悪くないため、上記のグラスカードと合わせると簡単に倍率を上げることができる。
プラズマデッキは独自の戦略が求められる
チップと倍率の値を出して、その半分の2乗がスコアになるプラズマデッキは、他のデッキと異なるビルドが求められる。
中盤辺りまではチップを中心に上げ、後半になると倍率を上げていく…というのがセオリーとなる。
このチップから倍率へシフトするのが難しく、ジョーカーの引きが悪いとどうあがいても積むことが多い。
『ウィージョーカー』や『スクエアジョーカー』のような成長するチップ加算型の成長度合いや、デッキ内のカードと役のレベル次第では、最後までチップ中心で進行したほうがいい場合もあるので、その辺は臨機応変に進めていくのが良い。
結局は運
これを言ってしまっては元も子もないが、結局のところゴールドステーククリアに最も影響するのは運である。
具体的に言うと…
- 強いジョーカーをデバフが無い状態で入手できるか
- 自分のデッキやジョーカーと相性の悪いボスブラインドが出るかどうか
- 手札が事故らないかどうか
上記事項に嫌われてしまうと、どれだけ上手く進行できていても負けてしまう。
更に、上記事項とはかなり高い頻度で遭遇するため、どうしようもなく負けることが多い。
しかし、逆に言うとそれら事象と遭遇しなければ、どのデッキでもあっさり勝ててしまう。
その程度の難易度なので、勝てない場合は自分のプレイが悪いと考えるのではなく、単純に「運が悪い」と考えた方が精神衛生上よろしい。
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