
『Balatro』のチャレンジ『ジョーカーなし』について。
チャレンジについて
ジョーカーが一切出現しないだけ
本チャレンジは、ジョーカーが入手できない以外に目立った制約は無い。
その制約が厳しいと言えばそうなのだが、逆に言うとジョーカーの引きに左右されないという戦いやすさもある。
スモールブラインドがクレジットを落とさなくなったり、ハンド回数やディスカード回数が下がるわけでもないので、人によってはゴールドステークの方が難しく感じる可能性がある。
タロットカードと惑星カードの偏りが全てを握る
ゴールドステークがジョーカーの引きなら、ジョーカーなしはそれ以外の引きと言える。
そう言えてしまうほど運要素に支配されているのは相変わらずで、逆に言うと運が向けば危なげなく勝てる。
セオリーさえ理解してしまえば、勝つのは時間の問題となるだろう。
参考動画
1.ハンドは『ストレート』か『フォーカード』を主力にする
このチャレンジの最も重要となる部分は、役の選定と強化。
ジョーカーが無い都合上、役の基礎ポイントが非常に重要となっており、ここをいかに強化できるかですべてが決まる。
そして、本チャレンジはあまり余裕があるランにはならないので、伸び率が良い役を選ぶ必要がある。
ネット上では『ストレート』が推されているようだが、個人的にはここに『フォーカード』も加えたい。
どちらにも長所と短所があるので、序盤に拾えた惑星カードやタロットカードの状況を見て、どちらへ特化させるか決めるのが良いだろう。
『ストレート』は序盤から強化できるが最後まで安定しない
ストレートの長所は、デッキを整形する必要がほとんど無いので、そのリソースを役やカードの強化に充てられる点。
これにより、フォーカードよりも強化の進行が早く進められ、序盤は安定しやすい。
反対に、デメリットは役の構成上最後まで安定して繰り出せない点。
フォーカードやフラッシュなどとは異なり、特定のスーツやランクに偏らせても出しやすさが変わらないため、手札の運に左右されやすい。
肝心な所で役が成立しないことがザラにあるので、ある意味博打打ち向けの戦法と言えるか。
『フォーカード』は安定するが下準備が手間
フォーカードの長所は、なんといってもデッキを整えれば安定して繰り出せること。
ストレートとは異なり、こちらは1つのランクを大量に作れば毎ラウンド安定して繰り出せるため、事故るリスクがかなり低い。
役の成長率もかなり良いため、レベルを15ぐらいまで上げられればグラスカード等と合わせてアンティ8のボスブラインドを一撃で粉砕できる。
しかしながら、役のレベルを上げつつ同ランクのカードを量産しつつ、カードの強化もこなすというのはなかなかに大変。
序盤から『力』や『死神』、『吊られた男』等、1ランクのカードに偏らせられるアルカナカードを沢山手に入れる必要があるので、その辺の運も大きく絡む。
ストレートに比べて、整った時の安定感とパワーは随一だが、そこまで辿り着くのがそもそも運要素だらけな戦法と言える。
ちなみに、筆者はフォーカードを主軸にしてクリアした。
2.グラスカードとスチールカードを用意する
役の強化と並んで重要となるのが、強化カードの存在。
特に、『グラスカード』と『スチールカード』の存在は非常に大きい。
どちらも倍率を乗算する効果を持つもので、ジョーカーがない本チャレンジにおいては貴重な倍率乗算手段となる。
『役を強化し、この2種の強化カードで倍率を盛る』というのが勝ち筋なので、役の強化がある程度進んできたら、こちらに着手する必要性が出てくる。
強化の優先順位としては、下記のイメージで進めると良いだろう。
役の強化 > グラスカード > スチールカード > その他強化カード
3.バウチャーは望遠鏡だけでも十分
バウチャーについては、正直そこまで優先的に取らなくても問題ないように感じられた。
惑星カードパックで狙った惑星が出やすくなる『望遠鏡』が序盤に出たら買ったほうがいいというぐらい。
あとは、ハンドサイズが増える『ペイントブラシ』や、ハンド回数が増える『グラバー』等が購入候補となるか。
バウチャーはいずれも大きな効力を発揮するものの、$10というコストの重さと、役とデッキの強化が進まなければ結果的に力不足になる事から、あまり無理して購入するものでは無いだろう。
あくまで、「余力があれば購入する」程度の認識でOK。
4.クレジットはガンガン貯める
本チャレンジでは、ジョーカーが無い分デッキと役の強化が重要となる。
そのデッキ強化に必要なものは当然クレジットなので、そちらには常に余裕を持たせられるようにしておきたい。
特に、ボスブラインドを撃破したら$25を獲得できる『投資タグ』は、序盤で取得できるとかなり大きい。戦力に余裕があれば、積極的に取得していくのがおすすめ。
おわりに
『強い役での一点攻め』という戦法さえ覚えれば、案外すんなりクリアできるはず。
個人的には、多少手間でも『フォーカード』を主軸に狙う方が、終盤に安定するのでおすすめ。
おわり
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